お知らせ

〈小規模事業部〉ACP研修会 10/3

岡山県医師会移動会長室事業「会長がゆく!虹色サロン」を藤戸で行っていただきました。
研修テーマは「今、なぜACPが必要なのか」「命の終い方~救急現場のACP~」
どう生きるか、どのように命を終えたいか、自身を取り巻くチームを交えて話し合うのがACPです。
50名以上の職員が参加して、松山会長と中尾教授の講義で ACP(人生会議)について深く学びました。

●終末期には約70%の人が自分で意思表示ができない状況になる。それが可能な段階で意思を決め、死ぬまでにどうやって豊かに生きるかを考える。
●実際の現場では、ACPの約75%が家族によって覆される。
●本人の思いに対し、残された親族はどのような心情の変化や葛藤があるのか。
●ある時点では延命しないと言っていても、人生のステージによって気持ちは変わるもの。ACPは1度やって終わりではなく、何度も重ねて行うことが重要。
●意思表示が難しい方に対しては、どんな人生を歩んでこられたか、この方ならこう思うだろうと推定して意思を汲み取ることも大事。
●ACPに正解はなく不正解もない。しっかりと話し合うことが大切。

そもそも自分自身のACPはできているのか?ハッとしました。
1時間30分の講義はあっという間に終わり、終了後も講師に質問が続くほど関心の高い研修会でした✨
高齢者福祉を支える「介護のプロ」が自信をもって職務に邁進できるよう、今後も学びの場を設けていこうと思います











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